モンテッソーリ教育のおすすめ本7選 入門からおうちモンテ実践まで

おすすめ育児本

私がモンテッソーリを知ったのは、我が子が生まれた後のこと。もともと読書が大好きで、本から情報を得ることが楽しい性分だったので、モンテッソーリについての本をこれまでにたくさん読みました。今回は、その中からおすすめのモンテッソーリ書籍を紹介します。

1.全てはこの一冊に「ママ、ひとりでするのを手伝ってね」

おすすめ本7選と言いながら、しょっぱなから「全てはこの一冊に」というのもなんですが😅

この「ママ、ひとりでするのを手伝ってね/相良 敦子(著)」は、私のモンテッソーリのバイブルになっています。これまで数十冊のモンテッソーリ関連本を読んできましたが、いまだにこの本以上にモンテッソーリ教育の本質を学べる本には出会っていません。この本を読まずにモンテッソーリは語れない、と言えるほど、「ママ、ひとりでするのを手伝ってね」は必読本だと思います。モンテッソーリ教育に初めて触れようとする方の最初の一冊としても、すでに知識もあり実践されている方がたちもどる一冊としても、欠かせない本です。

私はこちらのバージョンは読んでいないのですが、漫画版も出ているようですね♪

著者の相良敦子氏は、日本のモンテッソーリの第一人者。1960年代にフランスでモンテッソーリを学ばれ、日本でのモンテッソーリ教育導入に多大な貢献をされた方です。著書の文章ににじみだす子供へ向ける目線の優しさに、はっとさせられます。

日経DUALで相良敦子氏の連載をまとめた追悼コンテンツがありますので、ぜひ読んでみてください。(私ももっかい読み返そう〜)

→【日経DUAL】追悼 相良敦子 モンテッソーリ第一人者 ひとりでするのを手伝って

「ママ、ひとりでするのを手伝ってね」を読んだ後には同著者の下記も読むのがおすすめです

2.ざっくりモンテッソーリを知りたいなら「モンテッソーリ教育で子どもの本当の力を引き出す!」

モンテッソーリ教育が気になってはいるけれど、小難しい話は読む気力がない……ざっくりどんな教育なのかそのエッセンスを知りたい! という方におすすめなのが、この本。”外資系金融機関に20年勤務したのちに独立。自らの4人の子育て経験とモンテッソーリ教育を融合した子育てを全国で展開している。”という異色の経歴の藤崎達宏氏の著書です。
優しいトーンの言葉でモンテッソーリの概要がわかりやすくまとめられていて、短時間で読むことができます。細かなお仕事の内容までは書かれていないので、よりくわしく実践したくなった場合は次の「集中」すれば子どもは伸びる! モンテッソーリ園に進むのをおすすめします。

3.具体的なお仕事のヒント満載「「集中」すれば子どもは伸びる! モンテッソーリ園」

カラーページで、モンテッソーリ園の一日の様子や教具、お仕事の紹介がされている良書。お仕事の紹介がカテゴリーごとにわかれていて、おうちにあるものでできる方法も掲載されています。すごくわかりやすくて私も大好きな本です。モンテッソーリ園(子どもの家)に通えない家庭でも、モンテッソーリを取り入れるヒントがたくさん。我が家ではリビングにおいて定期的に読み返しています。

4.本場イタリアの園の様子や赤ちゃんからできるモンテ情報「モンテッソーリの子育て」

モンテッソーリの本場イタリアの子どもの家の様子が掲載されているクーヨンのムック本。ページがカラーで美しくレイアウトされていて情報も整理されています。イタリアで子どもの家に通う子の成長記録や日々の様子がわかります。取り入れられそうなこともたくさん。
また、0歳児から取り組めるトッポンチーノなどの情報もあり、長く愛読できる本です。

5.おうちでつくれる手作りモンテッソーリ「ひとりで、できた!」

モンテッソーリ園に通っていなくても、おうちで子どもの敏感期にあうアイテムを、と願うご家庭にぴったりの本です。高価で専門的な知識の必要な教具がなくても、身の回りにある物&手作りでモンテッソーリ教育を取り入れることができます。目安の年齢も掲載されているので、とてもわかりやすいです。
私もこの本を参考に手作りの道具をつくりました。敏感期が来たな……と思うたびに開いて、次はこれをつくろう、としるしをつけたりしてきたので、うちの本はボロボロです(笑)

6.親目線で見るモンテッソーリ「お母さんの「敏感期」」

またまた相良先生の本なのですが、モンテッソーリを取り入れる親なら読んでおきたい本なのでリストに入れました。親として、どういう心構えで取り組めばよいかがわかります。ロングセラーなのも納得です。文庫サイズなので手元に置いておいて、気になったときにさっと読めるのもいいです。

7.園での季節の取り組みやより高度な教育がわかる「おかあさんのモンテッソーリ」

モンテッソーリ園での季節ごとの取り組みや、数教育・言語教育などより高度な教育について詳しく丁寧に紹介されている本です。これまでの6冊に比べると、よりお兄さん・お姉さんになってきた子向けといったところ。我が子も4歳になって数や言語(文字)の敏感期に入ったようなので、読み返そうと思います。

お気に入りの一冊を見つけてください♪

モンテッソーリ教育は、本格的に取り組むことができなくても「子どもには敏感期があること」「お仕事に集中することで成長していくこと」などのエッセンスを知っているだけでも価値のある教育だと思っています。

ぜひ今回ご紹介した本をお手に取って読んでみてください♪

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